三菱重工技報
    Vol. 59 No. 3 (2022)   デジタルイノベーション特集
    技術論文

    社会インフラの知能化·リモート化を実現するソフトウェア·プラットフォームSynXTM-Supervision

    SynXTM -Supervision : A Software Platform Making Social Infrastructure Intelligent and Remote Operation Ready

    日浦亮太
    Ryota Hiura
    ヨハネスダグナー
    Johannes Dagner
    ユルゲンツァイアー
    Hans-Jurgen Zeiher
    ステファンプラパート
    Stefan Plappert
    日浦亮太
    ヨハネスダグナー
    ユルゲンツァイアー
    ステファンプラパート

    交通システム,生産ライン,防衛システム等の大規模なシステム製品では,そこに含まれる機械装置等の自動制御と並行し,稼働状況を監視し総合的な運転判断に供するとともに,運用に関わる人員を統率するため,監視カメラシステムや通話設備などの付帯設備が設置される。SynX-Supervisionは,最新のソフトウェア技術を用いて機械の自動制御とこれら付帯設備の機能統合を実現するもので,幅広い分野での機械と人との高度な連携,社会インフラの知能化を推し進めるプラットフォームとして活躍の場を広げつつある。