三菱重工技報
    Vol. 53 No. 4 (2016)   新製品·新技術特集
    技術論文

    感温蛍光粒子を用いた流動場の温度,速度分布の同時計測技術

    Development of Jet Fuel Production System from Woody Biomass

    川添浩平
    Kohei Kawazoe
    中拂博之
    Hiroyuki Nakaharai
    真島浩
    Hiroshi Mashima
    金巻裕一
    Yuichi Kanemaki
    山田明
    Akira Yamada
    染矢聡
    Satoshi Someya
    川添浩平
    中拂博之
    真島浩
    金巻裕一
    山田明
    染矢聡

    当社の製品群には液体·気体の流体を扱うものが多く,流動場の速度·温度分布の特性,挙動の実測把握が製品性能向上におけるキーとなる。これに応える技術として,蛍光PIV法が挙げられ,当社では(国研)産業技術総合研究所の協力を得て製品開発試験への適用技術を開発している。本手法は感温蛍光粒子を用いたPIVであり,速度·温度分布の同時計測が可能である。試験流路にて計測手法を検証し,流体速度と温度の相関を評価した。