三菱重工技報
    Vol. 42 No. 1 (2005)   新製品·新技術特集
    特集 技術論文

    鋼橋の躍進に向けた新技術

    - 鋼2主桁橋の適用スパンの拡大 -

    New Technology for the Advance of Steel
    -Bridge-Extension of Double-I-Girder Bridge Span-

    岸 明信
    Akinobu Kishi
    磯田厚志
    Atsushi Isoda
    近藤伸介
    Shinsuke Kondou
    本田明弘
    Akihiro Honda
    岸 明信
    磯田厚志
    近藤伸介
    本田明弘

    従来,長大橋の建設等において鋼橋が採用されるケースが多かったが,昨今の建設投資削減に伴う長大橋の減少,コンクリート橋における合理化橋梁(エクストラドーズド橋·波形ウェブ橋など)の開発により,鋼橋の採用が減少してきた.この状況下において,鋼橋の採用機会を増やすためには,支間長100 m程度の中規模橋梁分野で如何にしてコンクリート橋よりも経済的な橋梁を建設するかが課題と言える.
    鋼橋を代表する廉価型橋梁である"少数主桁橋"は,横構の省略等によるねじり剛性の低下などにより動的耐風安定性の問題が懸念されており,適用支間長が60 m以下に限定されてきた.
    そこで,鋼橋躍進に向けて少数主桁橋の適用スパンを100 mまで拡大することに取り組んだ.