三菱重工技報
    Vol. 46 No. 2 (2009)   発電技術特集
    技術論文

    リチウム二次電池を用いた系統連系円滑化蓄電システムの開発

    Development of Power Grid Stabilization System with Lithium Ion Secondary Battery

    玄後義
    Tadashi Gengo
    小林由則
    Yoshinori Kobayashi
    橋本勉
    Tsutomu Hashimoto
    南正明
    Masaaki Minami
    重水哲郎
    Tetsuro Shigemizu
    小林克明
    Katsuaki Kobayashi
    玄後義
    小林由則
    橋本勉
    南正明
    重水哲郎
    小林克明

    当社は九州電力(株)と共同で大型リチウム二次電池を開発中である.従来の大型リチウム二次電池は大容量で長寿命という特長があったが,大電流での充放電では内部抵抗により電池温度が上昇するため,自然エネルギー(風力発電や太陽光発電)の系統連系円滑化蓄電システムに用いる場合は,充放電レートが制約されるという問題があった.そこで,電池材料及び設計を適正化して,電池の内部抵抗を下げることで,2Cの充放電が可能な電池となった.さらにこれらの電池を直並列に接続し,100kWの定格運転が可能な100kWh級系統連系円滑化蓄電ユニットを開発した.