三菱重工技報
    Vol. 45 No. 3 (2008)   自動車関連技術小特集/工作機械小特集
    技術論文
    地球温暖化防止に貢献する三菱標準炉ＡＰＷＲの展開

    Global Deployment of Mitsubishi Standard APWR as an Effective Countermeasure Against Global Warming
    鈴木成光
    Shigemitsu Suzuki
    緒方善樹
    Yoshiki Ogata
    西原幸夫
    Yukio Nishihara
    藤田司郎
    Shiro Fujita
    鈴木成光
    緒方善樹
    西原幸夫
    藤田司郎
    地球温暖化防止対策として原子力への期待が高まる中で,PWR 総合プラントメーカとしての経験,技術を集大成した大容量の三菱標準炉であるAPWR プラントを確立した.APWR は国の改良標準化計画や電気事業者の支援を受けて開発した技術をベースに,高い信頼性,安全性,経済性を実現したプラントであり,現在,初号機となる敦賀３,４号機の安全審査が進められる一方,米国向けUS-APWR の標準設計認証(DC)取得や欧州向けEU-APWR のEUR 認証取得準備などに取り組んでいる.当社は,APWR を地球温暖化防止に貢献する中核技術と位置付け,グローバルな期待に応えていく.

    製品・技術