三菱重工技報
    Vol. 41 No. 5 (2004)   未来を拓く発電技術特集
    特集　技術論文
    三菱重工の高効率大面積太陽電池

    High Efficiency Large Area Solar Module in Mitsubishi Heavy Industries
    山内康弘
    Yasuhiro Yamauchi
    高塚　汎
    Hiromu Takatsuka
    米倉義道
    Yoshimichi Yonekura
    野田松平
    Matsuhei Noda
    竹内良昭
    Yoshiaki Takeuchi
    山下信樹
    Nobuki Yamashita
    山内康弘
    高塚　汎
    米倉義道
    野田松平
    竹内良昭
    山下信樹
    当社は我が国の太陽電池普及加速に向けた低コスト化技術開発計画に沿い,VHFプラズマCVDによる高効率大面積薄膜シリコン太陽電池の開発を行っている.既にアモルファスSi太陽電池で,独自のラダー電極を開発し,VHFプラズマの大面積化に成功した.現在アモルファスSi／微結晶Siからなるタンデム型太陽電池を開発中で,５cm角の小面積ガラス基板試験で,13.1％のタンデムセル効率を得た.これらの技術を大面積基板に反映して,変換効率12％を目指した大面積タンデムモジュールの開発を(独)新エネルギー·産業技術総合開発機構(NEDO)の委託研究で実施中である.

    製品・技術