三菱重工技報
    Vol. 57 No. 2 (2020)   インダストリー&社会基盤特集
    技術論文

    大容量2700USRtターボ冷凍機へのインバータ導入による省エネルギーの実現とその効果

    Realization of Energy Saving and Its Effect by Introducing an Inverter to a Large Capacity 2700 USRt Centrifugal Chiller

    松倉紀行
    Noriyuki Matsukura
    竹本明広
    Akihiro Takemoto
    清水和美
    Kazumi Shimizu
    御厨正義
    Masayoshi Mikuriya
    河野剛洋
    Takahiro Kono
    中川翔太
    Shota Nakagawa
    松倉紀行
    竹本明広
    清水和美
    御厨正義
    河野剛洋
    中川翔太

    大容量ターボ冷凍機へのインバータ導入事例とその効果を紹介する。固定速ターボ冷凍機は,冷却水入口温度が定格値の場合に定格能力でのCOPが最も高い。しかし年間負荷を見ると,定格条件で運用されるのはまれで,ほとんどが部分負荷や低冷却水温度条件で運用される。一方,可変速ターボ冷凍機は,部分負荷や低冷却水温度条件でのCOPを大幅に向上できる。設備の運用改善と過去に固定速機として納入したターボ冷凍機に対しインバータ導入を行った結果,2018年度の設備冷熱COPが2012年度対比で15%向上した。