三菱重工技報
    Vol. 59 No. 1 (2022)   新製品·新技術特集
    技術論文

    安全·安心な社会の構築に向けた 感染症対策技術の開発

    Development of Infectious Diseases Control Measures

    鵜飼展行
    田中大輔
    米田次郎
    竹井怜
    中嶋祐二
    中山悠

    新型コロナウイルスをはじめとする感染症の拡大に対して,感染リスクの低減による安全·安心な社会の構築が望まれている。三菱重工業株式会社(以下,当社)では,鉄道車両などの輸送システムやフェリー,大空間向けの空調設備などに向けて,感染症対策技術·製品を開発している。その一部として,ウイルス制御技術では,気流制御によるウイルスの除去方法及び,物理·化学的手法(UV-C,薬剤,オゾン,吸着材)によるウイルスの不活化方法を,見える化技術では,シミュレーション(CFD,疫学モデルなど)による感染性物質·感染リスクの推定方法を紹介する。