三菱重工技報
    Vol. 59 No. 1 (2022)   新製品·新技術特集
    技術論文

    蒸気タービンの定検期間短縮に貢献する3Dレーザ計測/有限要素解析による仮想組立技術

    Virtual Assembly Technology by 3D Laser Measurement and Finite Element Analysis Contributing to Shortening the Periodic Inspection Term of Steam Turbine

    熊谷理
    水見俊介
    石橋光司
    小寺寿一

    蒸気タービンの定期検査(定検)工事では,タービンを一度組み上げる仮組みを実施しアライメントを調整することで,静止体と回転体との間隙を適正値に設定しタービン性能の維持と接触の防止を図っている。しかし,1車室の仮組み作業に4~7日間を要しているため,タービンの効率的な運用の観点から仮組みの廃止が求められている。本報では,仮組み作業を3Dレーザ計測と有限要素解析を組み合わせた仮想組立で代替することで定検期間の短縮を実現する技術を紹介する。