三菱重工技報
    Vol. 58 No. 2 (2021)   物流·冷熱·ドライブシステムドメイン特集
    技術論文

    既設ガスエンジンの高効率化改造による発電効率3%pt改善

    Improvement of Power Generation Efficiency by 3% Point Remodeling Existing Gas Engines for Higher Efficiency

    長面川昇司
    石田道靖
    吉栖博史
    鈴木元

    環境負荷低減やエネルギー供給の強靭性を背景に,天然ガス資源は今後の主要な燃料として注目されている。三菱重工グループのKUガスエンジンシリーズは,KU30Gガスエンジンを市場投入して以来,高効率化と高出力化を追求してきた。延べ運転時間は900万時間を超え,部品の80%をシリーズエンジンと共通設計とすることで高い信頼性を確保している。本報では,シリーズ化によるメリットを最大限に生かし,長期間運用したガスエンジンの定期整備と同時に最新機種への改造工事を行い,発電効率や運用性の向上に寄与する技術と事例を紹介する。