三菱重工技報
    Vol. 57 No. 1 (2020)   新製品·新技術特集
    技術論文

    プラント稼働率·経済性向上のための知識ベースRAM分析の実機展開

    Implementation of Knowledge-based RAM Analysis for Improvement of Plant Availability and Economic Efficiency

    松本俊作
    藤原直子
    中馬康晴

    製品の信頼性,稼働率,保全性,経済性を効率的に高めるための製品·サービス開発戦略を実行する手法として,RAM(Reliability, Availability, Maintainability)分析が存在する。著者らは,三菱重工グループが扱う多品種の製品に対して,設計·サービス·研究部門の専門家らと,RAM分析を活用しながら,製品の稼働率や経済性を高めるための課題解決に取組んできた。また,RAM分析の実機展開と並行して,その適用範囲を拡大するために,独自のリスク評価フレームワークを含む新技術開発を進めている。本報では,RAM分析の概要,独自のリスク評価フレームワーク,及び,RAM分析の適用事例について説明する。