三菱重工技報
    Vol. 56 No. 2 (2019)   M-FET特集
    技術論文

    国内需給調整市場における自家発電装置の新しい価値創出

    - 相模原工場におけるデマンドレスポンスへの取組み -

    Create New Value by Private Power Generator in Domestic Trading Market of Power Supply & Demand Adjusting Capacity.
    -Approach on Demand Response in Sagamihara Plant-

    鈴木博幸
    江口富士雄
    磯部勇介
    輿水啓造
    中北治

    これまで自家発電装置(含CGS)は停電対策や夏場の電力ピークカット等の省エネ利用を主な目的として導入が進められてきた。しかし中東の原油価格に連動した燃料の価格高騰はCGS化をもってしても自家発電装置の導入·運用促進への足枷となっている。そこで三菱重工エンジン&ターボチャージャ(株)(以下,当社)は,後述するデマンドレスポンスや調整力電源公募へ取り組むことでお客様に自家発電装置の新たな活用方法や導入メリットを提案する。更に国内電力システム改革により新たな需給調整力市場が創設される中,当社は自家発電装置の新しい価値創出を目指して本市場への参入を推進している。