三菱重工技報
    Vol. 55 No. 3 (2018)   インダストリー&社会基盤ドメイン特集
    製品紹介

    インバウンド増加に対応した旅客搭乗橋及びマルチドア対応ホームドア

    Passenger Boarding Bridge and Platform Screen Door for the Increase of Inbound

    三菱重工交通機器エンジニアリング株式会社
    営業部営業課

    2017年度のインバウンド(訪日外国人旅行者数)の実績は2869万人であるが,国土交通省は,2020年度に開催される東京オリンピック·パラリンピックで高まる日本への注目を最大限活用し,2020年度のインバウンドの目標を4000万人と定め,受入環境の整備に力を入れている。 三菱重工交通機器エンジニアリング(株)(以下,当社)では,インバウンド増加に伴う空港設備のバリアフリー化へ対応した旅客搭乗橋(PBB)を製造している。 また,国土交通省は1日の乗降客が10万人以上の駅へのホームドアの導入を指導しており,当社では鉄道駅において導入が急増しているホームドアへ当社独自技術を適用し商品化している。