三菱重工技報
    Vol. 54 No. 3 (2017)   三菱日立パワーシステムズ特集
    技術論文

    ポーランドTurowへの最新鋭褐炭焚き高効率USCプラントの適用

    Leading Edge USC and Environmental Protection Technology for Turow Lignite Power Plant

    萬正敬
    Masataka Yorozu
    ラージャパクシャ ダヤン
    Dayan Rajapakse
    田口善規
    Yoshinori Taguchi
    光川昌史
    Masashi Mitsukawa
    Jorg. Bowe
    萬正敬
    ラージャパクシャ ダヤン
    田口善規
    光川昌史
    Jorg. Bowe

    褐炭焚きプラントとして世界最高効率レベルの発電所を目指し,ポーランドTurow(トゥ-ルフ)(450MW(Net),262bar(a)/597°C/609°C)の建設が進んでいる(2020年4月運転開始(運開)予定)。三菱日立パワーシステムズ(株)は独自の褐炭焚きタワーボイラ技術と褐炭用ミル·バーナの技術を有しており,これにUSC(超々臨界圧)技術,ボイラ排ガス熱回収装置を適用することにより,高効率の褐炭焚きプラントを提供する。本稿では,Turow発電所に適用した褐炭焚きUSC高効率技術について紹介する。