Vol. 52 No. 2 (2015) 三菱日立パワーシステムズ特集
超低NOx石炭焚きM-PMバーナの開発と実機適用
Development and Operational Results of Ultra-low NOX Coal Firing M-PM (Multiple Pollution Minimum) Burner |
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松本 啓吾 葛西 潤 佐伯 知則 竹井 康裕 須藤 隆之 |
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石炭は豊富な埋蔵量,また埋蔵地域が偏在していないことから,今後とも重要なエネルギー資源として期待されている。一方で環境負荷低減のため更なる低NOX化が求められていることから,石炭焚ボイラ向けに適用される超低NOXバーナ(M-PMバーナ)を開発·実用化した。バーナ改造のみ,あるいはバーナ+AA(Additional Air)ノズルを改造した発電用ボイラ4缶における実機検証(出力350~700MW,中燃料比炭,灰分約10%)の結果,世界最高レベルとなる50~110ppmの超低NOXレベルが達成可能であることを検証し,運用費低減も可能となることを確認した。 |
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