三菱重工技報
    Vol. 52 No. 2 (2015)   三菱日立パワーシステムズ特集
    技術論文

    火力発電所向けタービン発電機の大容量化技術

    Development of Large Capacity Turbine Generators for Thermal Power Plants

    佐竹恭典
    高橋和彦
    和気孝美
    小野田満
    田中崇廉

    電力需要の拡大や資源の有効利用を背景に,タービン発電機の大容量化の要求が高まっている。三菱日立パワーシステムズ(株)(MHPS)では従来実績の1.2倍の容量となる1300MVA級固定子水直接冷却方式のタービン発電機を開発した。開発機には様々な大容量化技術を適用し,工場試験において適用技術の性能や信頼性を評価し,良好な試験結果を経て出荷した。また,高熱通過絶縁システムを開発して冷却性能を強化した結果,従来固定子水直接冷却方式で対応した容量に水素間接冷却方式を適用した発電機の基本設計が完了し,50Hz,60Hz共に900MVA級まで容量が拡大できる見通しを得た。