三菱重工技報
    Vol. 52 No. 2 (2015)   三菱日立パワーシステムズ特集
    技術論文

    火力プラントの効率向上に寄与する高強度鍛造Ni基合金の合金設計及び革新的製造技術

    Alloy Design and Innovative Manufacturing Technology of High-Strength Ni-base Forged Alloy for Efficiency Improvement in Thermal Power Plant

    今野晋也
    佐藤順
    鴨志田宏紀
    芝山隆史
    太田敦夫

    三菱日立パワーシステムズ(株)(MHPS)では火力発電プラントに用いるNi基鍛造合金の開発期間の短縮,開発費削減と大型品試作時のリスク低減を可能とする合金設計技術を確立し,当該技術を用いて製造性に優れた耐用温度800°C級の蒸気タービン材料,ガスタービンに用いる大型Ni基ディスク材を開発し実機適用検討を進めている。また,航空機エンジンに適用されている高強度鍛造材で問題になる製造性を金属組織の制御により,飛躍的に改善する製造プロセスを開発し,当該技術を用いて,航空機エンジン用高強度鍛造材料の火力プラントへの適用検討を進めている。