三菱重工技報
    Vol. 52 No. 1 (2015)   新製品·新技術特集
    技術論文

    耐震性と経済性を両立するプラント支持鉄骨の合理的設計技術の開発

    Development of Rational Design Technique for Frame Steel Structure Combining Seismic Resistance and Economic Performance

    加藤基規
    Motoki Kato
    森下邦宏
    Kunihiro Morishita
    下野将樹
    Masaki Shimono
    中馬康晴
    Yasuharu Chuman
    岡藤孝史
    Takashi Okafuji
    茂中俊明
    Toshiaki Monaka
    加藤基規
    森下邦宏
    下野将樹
    中馬康晴
    岡藤孝史
    茂中俊明

    プラント支持鉄骨に対する耐震設計は従来より実施されているが,今後予想される超巨大地震を想定した地震荷重の増大等により,更なる耐震性の向上と経済性確保を両立する合理的構造が求められている。本課題に対し,多数の鉄骨部材を同時に最小化し経済設計を可能とする鉄骨断面最小化手法と効率的な耐震性向上を実現する制震設計技術を組み合わせた鉄骨設計手法を構築し,実機設計への適用を推進している。本報では,本設計技術の概要を示すとともに,本技術を適用した設計例を紹介する。