三菱重工技報
    Vol. 50 No. 1 (2013)   新製品·新技術特集
    技術論文

    1700°C級ガスタービンにおける排ガス再循環低NOX燃焼システムの開発

    Development of the Low NOx Combustion System with EGR for 1700°C class Gas Turbine

    田中優佑
    野勢正和
    中尾光宏
    斉藤圭司郎
    伊藤栄作
    塚越敬三

    ガスタービンコンバインドサイクル発電はクリーンかつ経済的な火力発電設備として長期的な世界市場拡大が予想されている.当社では更なる高効率化のために1700°C級ガスタービンの技術開発を国家プロジェクトとして実施しており,超高温ガスタービンの低NOX燃焼システムとして,排ガス再循環を用いた燃焼器の開発を進めてきた.実用化技術開発研究の最終年度である2011年に,排ガス再循環を模擬した高圧燃焼試験装置を建設し,排ガス再循環条件で開発目標NOX50ppm以下を満足する試験結果を得ることができた.本報ではこの排ガス再循環を模擬した高圧燃焼試験について紹介する.