三菱重工技報
    Vol. 46 No. 1 (2009)   新製品·新技術/サービス特集
    技術論文

    進化を続ける段ボール製函機"EVOL"

    Evolution of Box Making Machine for Corrugated Board "Mitsubishi EVOL"

    仁内邦男
    Kunio Niuchi
    波多野治
    Osamu Hatano
    鈴木保成
    Yasunari Suzuki
    仁内邦男
    波多野治
    鈴木保成

    段ボール箱は最も身近な包装資材として,全世界の物流を支えている.また,現代社会の大きな課題である地球環境問題に対しても,リサイクル可能な循環型包装資材として時代に対応した地球にやさしい製品と言える.
    当社は 1955 年より段ボール機械製造を手がけており,段ボール箱を作る製函機(せいかんき)を,全世界に向け700台以上製造販売してきた.本論文では2005年に本誌で製品紹介した当社最新鋭段ボール製函機 EVOL-84 以降,EVOL シリーズとして現在に至るまでの,更なる"進化"の状況を紹介する.