三菱重工技報
    Vol. 43 No. 4 (2006)   原子力特集
    技術論文

    加圧水型原子炉 (PWR) の長期安定運転を支える保全技術(応力腐食割れ対策技術)

    Maintenance Technologies for SCC which Support Stable Operations for Pressurized Water Reactor Power Plants

    沖村浩司
    堀 展之
    向井正行
    増本光一郎
    鴨 和彦
    黒川政秋

    日本国内では23 基の加圧水型原子炉 (PWR) が稼働中であり,初期のものは運転開始より30 年 を経過している.設備の高経年化が進む中で,応力腐食割れなどのように運転時間に伴い顕在化する損傷 が海外·国内とも PWR プラントにて確認されている.本報では応力腐食割れ対策に 着目し,安全安定運転に向けた各技術として,機器の健全性を確認する検査技術,損傷を未然に防止する ため劣化緩和技術,損傷に対する補修技術·取替技術など,最新の保全技術を紹介する.