三菱重工技報
    Vol. 43 No. 4 (2006)   原子力特集
    技術論文

    燃料·炉心の更なる信頼性向上·高度化に向けた取組み

    Development of Advanced Fuel and Core for High Reliability and High Performance

    若松明弘
    布川公一
    中野 誠
    濱崎 学
    宇野佳和
    河越稔之

    三菱PWR(Pressurized Water Reactor:加圧水型原子炉)燃料·炉心は,高い信頼性と豊富で良好な使用実 績をベースとし,経済性向上の観点から燃料の高燃焼度化の開発を行ってきた.現状では燃料集合体最高 燃焼度で55 000 MWd/t を達成できる燃料が実プラントに装荷され,現在順調に使用中である.今後より一層の 経済性向上を狙い,更なる高燃焼度化に向けて開発を進めている.一方,長サイクル,出力向上といっ たプラント運転からの要求にも対応できるよう検討を行っており,高い信頼性を維持しつつ柔軟な運転に も対応可能な燃料·炉心の開発を進めている.