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HOME技術情報三菱重工技報 第50巻 第1号 新製品・新技術特集PWR原子力発電プラントの特徴 ―東京電力(株)福島第一原子力発電所事故の観点から―

三菱重工技報
  技術論文
  和文:Pdf
英文:掲載なし
PWR原子力発電プラントの特徴 ―東京電力(株)福島第一原子力発電所事故の観点から―

The Feature of a PWR Nuclear Power Plant -from a Viewpoint of the Fukushima Nuclear Accident-

梅田賢治・浜崎学

Kenji Umeda, Manabu Hamasaki
 東京電力(株)福島第一原子力発電所(沸騰水型軽水炉,BWR)の事故は,巨大津波によって安全設備を支える電源が広範囲に失われ,最終的な熱の逃がし場(ヒートシンク)も喪失するに至ったことが直接原因であった.これに対し,加圧水型軽水炉(PWR)プラントは,蒸気発生器で主蒸気系を原子炉冷却系から隔離しているため,同様の津波に襲われても,放射性物質を含まない蒸気を大気放出し最終ヒートシンクを確保,自然循環で原子炉を冷却できるという優れた耐性を有する.更に,事故の教訓を反映し,津波対策を進めており,深層防護の強化も計画している.今後も,世界最高水準に安全性を高めたPWR技術で低炭素エネルギー源の確保に貢献していく.