ページの先頭です。 ページの本文へ サブメニューへ メインメニューへ フッタへ

HOME技術情報三菱重工技報 第46巻 第4号 原子力特集世界のエネルギーセキュリティを確保する高速増殖炉の実用化に向けた取組み

三菱重工技報
  技術論文
  和文:Pdf
英文:Pdf
世界のエネルギーセキュリティを確保する高速増殖炉の実用化に向けた取組み

Mitsubishi Activities for Advanced Reactor Development-Sodium-cooled Fast Reactor-

伊藤隆哉・國嶋 茂・小林茂樹・持田晴夫

Takaya Ito, Shigeru Kunishima, Shigeki Kobayashi, Haruo Mochida
化石燃料に頼らず,世界のエネルギーセキュリティ確保と地球環境問題の解決を図るうえで,昨今,原子力発電所の存在が世界でも大きくクローズアップされている.しかしながら,現在の原子力発電所はウラン資源を利用するため,化石燃料と同様にエネルギー資源の枯渇が問題となる.そこで,ウラン資源を有効利用できる高速増殖炉(以下FBRと称す:Fast Breeder Reactor)の開発に再び世界が注目し始めた.FBRは我が国の“国家基幹技術”にも位置づけられ,日本政府はフランスや米国と共に国際的なパートナーシップの議論も含め,開発が加速されている.当社は一昨年,我が国のFBR開発を一手に担う中核会社に選定され,FBR開発を専業として行う三菱FBRシステムズ株式会社(略称:MFBR)を設立し,FBRの実用化を目指し,新たな挑戦を続けている.