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HOME技術情報三菱重工技報 第57巻 第2号 インダストリー&社会基盤特集マカオLRT:世界屈指のリゾート都市の基幹交通システム

三菱重工技報
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マカオLRT:世界屈指のリゾート都市の基幹交通システム

Macau Light Rapid Transit (MLRT):
Mainstay Transport System for a World-Leading Tourist City


 南シナ海に面するマカオ特別行政区(以下,マカオ)は中国に接するマカオ半島部と,タイパ島とコロアネ島の間の海を埋め立て一体となった島部からなっている。半島部と島部は3本の橋によって連絡され,埋立地の部分をコタイ地区と称している。人口は約68万人(2019年)で,ポルトガル領時代の建物やホテルなど近代的な建造物が密集し,世界最高レベルの人口密度となっている。カジノや公道を走るモータースポーツと世界文化遺産を有する世界有数の観光地で,観光客は2019年通期で3940万人に達している。マカオには軌道系交通機関は無くバスやタクシーが日常の交通手段であるが,渋滞と環境汚染が大きな問題となっているため,マカオ政府は2002年に市内交通の問題と対策の研究を開始し,2011年にはマカオLRT(Macau Light Rapid Transit)の車両及び関連システムを三菱重工エンジニアリング(株)が受注した。2019年12月に供用開始されたタイパ線の車両と関連システムの概要を以下に紹介する。