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HOME技術情報三菱重工技報 第57巻 第2号 インダストリー&社会基盤特集次世代冷間圧延機HYPER UC-MILL
- 低炭素社会実現に貢献 -

三菱重工技報
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次世代冷間圧延機HYPER UC-MILL
- 低炭素社会実現に貢献 -


HYPER UC-MILL the Advanced Cold Rolling Mill to Low-Carbon Society

 近年,CO2削減を目的として,エンジン車の燃費向上及びハイブリッドカーや電気自動車のモータへの負荷軽減のため,車体の軽量化が強く望まれており,高い引張り強度を持つハイテン材(高張力鋼板)の採用が急速に進んでいる。同時に,車載されるモータそのものの高効率化や小型化のニーズも増々高まっており,硬質・薄物の電磁鋼板の需要が大きく伸びている。このような社会の要求に対して,各製鉄会社では,硬質の材料をより薄く,より効率良く生産できる圧延機が必要となっている。Primetals Technologiesでは,このような要望に応えるため,これまで冷延の世界をリードしてきたUC-MILL(UCミル:6段圧延機)より更に20~30%作業ロールを小径化したHYPER UC-MILL(ハイパーUCミル:6段圧延機)を開発した。このミルは高い形状制御性と低いロール負荷を実現しつつ,小径ながら従来のUC-MILLを上回る強圧下で作業ロールを駆動するという大きな特長も持っている。HYPER UC-MILLはこれまでに7件の受注実績を持ち,そのうち3件は既に稼働中,他の4件は現在設計及び製作中であり,硬質・薄物材(ハイテン材や高級電磁鋼板)の生産に大きく寄与している。本報では,HYPER UC-MILLの特長や適用効果などを,2020年1月に受注した遷安電工鋼(中国)の高級電磁鋼板生産用タンデムミルへの適用事例も含めて紹介する。