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HOME技術情報三菱重工技報 第52巻 第4号 新製品・新技術特集航空機への落雷時の主翼燃料タンクの防爆安全性を確認する実主翼試験評価

三菱重工技報
  技術論文
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航空機への落雷時の主翼燃料タンクの防爆安全性を確認する実主翼試験評価

Test Evaluation Using Full Wing Model Which Ensures the Safety of Aircraft in Explosion Prevention Under Lightning Environment

彌政敦洋・池田顕夫・青井辰史・神原信幸・山口賢剛・橋上徹

Atsuhiro Iyomasa, Akio Ikeda, Tatsufumi Aoi, Nobuyuki Kamihara, Kengo Yamaguchi, Tooru Hashigami
 Mitsubishi Regional Jet(MRJ)では近年厳格化された被雷時の主翼燃料タンクの防爆性証明のため,三次元電磁界解析や要素試験等を用いて,十分な安全余裕を見込んだ耐雷設計を施している。製造実績のないMRJに対して安全性の確認をより強固にし,型式証明取得を支援するデータを取得するため,今回,海外でも殆ど前例のない,実機主翼と同じプロセスにて製造した実主翼モデルを用い,航空機の耐雷試験の規格であるARP5412の雷電流(最大200kA)を被雷させた試験を実施し,主翼燃料タンク内部での燃料着火の原因となる着火源の有無,及び内部の電位差・電流を評価した。実施した全ケースにおいて,主翼燃料タンク内で着火源が発生しない事,及び内部の電位差・電流も十分小さいことを実証した。