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HOME技術情報三菱重工技報 第50巻 第4号 都市交通を支える技術特集全地球航法衛星システム(GNSS)技術を用いた自律型道路課金システムと実用性検証

三菱重工技報
  技術論文
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全地球航法衛星システム(GNSS)技術を用いた自律型道路課金システムと実用性検証

System Evaluation Test of GNSS (Global Navigation Satellite System) based Road Pricing System

日浦亮太・山口太三・馬渕義弘・岡崎拓馬・宅原雅人・深瀬武

Ryota Hiura, Taizo Yamaguchi, Yoshihiro Mabuchi, Takuma Okazaki, Masato Iehara, Takeshi Fukase
 自律型道路課金システムは,GNSS(Global Navigation Satellite System:全地球航法衛星システム)によって測位する位置情報をもとに,課金ポイントの通過や走行距離に応じた課金を行うシステムであり,渋滞による経済損失や環境負荷の軽減,道路のメンテナンス費用の回収など自動車交通の諸問題を解決する手段として期待されている。自律型道路課金システムの実用化に向けては,環境により増大する測位誤差や走行パターンによらず一貫・安定した課金が可能なことを証明し,ドライバーをはじめとするステークホルダーの信頼を得ることが必要である。我々はこれまで,デッドレコニング法やマップマッチング法による測位の高精度化により,課金信頼性の向上を図ってきた。今回さらに課金結果を表示・通知する位置・タイミングのばらつきを除去することで,ドライバーの視点からみた信頼性を向上させた。開発したシステムは,実用化を目指すシンガポールの公道(高速道路,一般道路,市街地・郊外等)において大規模な走行テストを実施し,実用に足る信頼性と精度を確認した。