高精度建造法の確立を目的に,船殻ブロックの仕上がり精度向上,ドック搭載時に発生する他のブロックとの組合せ作業の低減に取り組んでいる.その取組みの一つとして溶接入熱が少なく溶接変形の発生を低減できるレーザ・アークハイブリッド溶接法の導入を図った.本溶接法は大掛かりな設備投資を伴うため,ヨーロッパの一部の客船専用造船所を除き,造船業界には広く普及していなかった.今回簡易な設備で従来の造船工作と同じ要領で適用可能な施工法として開発を行い,一般商船への適用を実現させたのでこれを紹介する.