近年の原油価格高騰を背景に発熱量当たりの単価が比較的安く,価格の変動も少なく安定している石炭は今後とも利用拡大が予想される.一方で石炭,LNG,石油などの化石燃料を用いる火力発電の2005年度の国内年間発電電力量に占める割合は約6割を占め,発電に伴う温室効果ガス排出抑制には火力発電からのCO2 排出抑制が最も重要である.石炭は年間発電電力量の約25 %を賄っており,地球温暖化問題への対応からも,高効率化によるCO2 排出抑制への取組みが必要である.