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HOME > 技術情報 > 三菱重工技報第42巻 第3号 発電技術特集  > 大型発電用ガスタービンの最新技術動向
三菱重工技報
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  特集 技術論文
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大型発電用ガスタービンの最新技術動向

Latest Technology for Large Frame Gas Turbine


塚越敬三・六山亮昌・正田淳一郎・川田 裕・内田澄生・岡田郁生・伊藤栄作

Keizou Tukagoshi, Akimasa Muyama, Junichiro Masada, Yutaka Kawata, Sumiu Uchida, Ikuo Okada, Eisaku Ito


大型発電用ガスタービンの開発は,これ迄コンバインドサイクル発電設備の主機として熱効率の向上に注力してきた.一方で,地球環境を取り巻く情勢は刻々と深刻化しており,最近では地球温暖化による異常気象のニュースを目にする機会が増える中,日本は本年2月に発効された京都議定書の削減目標を確実に達成する事が求められている.この様な状況下,2004年度から4年間のスケジュールで,1700℃級高効率ガスタービンの要素技術開発の国家プロジェクトが開始され,当社はこれに参画し開発を開始した.1700℃級ガスタービンが実用化した場合,125万kWの石炭焚き火力を同ガスタービンを利用したコンバインドプラントに置き換えることで,日本のCO2総排出量の0.4%が削減可能となる.この効果は,京都議定書の削減目標6%と比べると非常に大きく,1700℃級ガスタービンの開発成果は日本のみならず全世界へ波及し,地球環境に大いに貢献するものと期待されている.本文は,この要素開発研究の現在までの取り組み内容と成果及び,今後の予定について紹介する.