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HOME技術情報三菱重工技報 第41巻 第6号 船舶・海洋特集世界初のハイブリッド型CRPポッド推進高速フェリー

三菱重工技報
  特集 技術論文
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世界初のハイブリッド型CRPポッド推進高速フェリー

First Hybrid CRP-POD Driven Fast ROPAX Ferry

上田直樹・大島 明・雲石隆司・藤田重友・武田信玄・北村 徹

Naoki Ueda, Akira Oshima, Takashi Unseki, Shigetomo Fujita, Shingen Takeda, Tohru Kitamura
電気式ポッド推進器を従来のディーゼル推進システムと組み合わせ,二重反転プロペラ(Contra Rotating Propeller)と同一効果を生み出す世界初のハイブリッド型CRPポッド推進システムを搭載した高速フェリーを開発し,その2隻が2004年6月末に竣工した.試運転における最高速力は32.04 kt(時速59.3km)であり,同クラスの大型フェリーでは世界最高速力を記録した.このシステムの採用により,従来式2軸推進システムに比べ13%の大幅な省エネルギーを達成し,運航コストの改善とCO2排出量の削減に貢献している.新日本海フェリー(株)へ引き渡された“はまなす”“あかしあ”の両船は2004年7月から舞鶴~小樽航路に就航,従来の片道29時間の運航ダイヤを20時間へと大幅に短縮し,モーダルシフトの促進も期待されている.