11.今後の技術課題

私たち三菱重工は、国内でも最大級の2MW級大型風車を開発し実用化しましたが、世界の風力発電の趨勢は経済性の追求ならびに洋上風力発電の対応からも更に大型機の開発を指向しております。 三菱重工もこの動きに遅れることなく、数年後の適用を考えた4~5MW級の超大型風車の試設計を進めています。
これら大型機では翼長が50mを超えるため、このままでは適用域が輸送の便のよい臨海部と洋上に限られてしまいます。
そこで分割翼等の新技術または画期的な輸送方法の開発が今後の課題となっております。
また、大出力化による経済性追求のみならず、風に由来する出力の変動をいかに軽減するかの技術開発も必要となってまいります。
私たち三菱重工は、これら技術課題に対して前向きに取り組むとともに、台風や風の乱れといった日本独特の風況にも適合した信頼性の高い風力発電設備を開発していきたいと考えます。