当社医療装置の特徴
技術: Cバンド加速管を世界で初めて医療用へ適用
当社は、国や大学の研究機関と連携し、最先端の加速器施設の開発・製造に取り組んでいます。
その技術を活かし、本放射線治療装置には、当社が開発した小型・軽量のCバンド加速管を採用し、放射線照射ヘッドのコンパクト化を図ると共に、高い照射精度を実現しています。
Cバンド加速管とは、現在医療用として一般的に使用されている「Sバンド」の2倍の周波数を使用した定在波型加速管です。全長30cm、重量10kgと超小型・軽量の加速管になっています。それでいながら、6MeVの出力を得ることができます。また、マイクロ波の伝達のための導波管システムの関節部分には、当社が新規開発した伝達効率のよいローターリージョイントを使用しています。

Cバンド加速管のヘッド部分

全長30cm、重量10kgと超小型・軽量の加速管
デザイン: 高精度治療を素早く、安全に、正確に!患者様に優しい装置!
当社の放射線治療装置にはリング型ガントリーを採用し、床と滑らかに一体化した柔らかな形状になっています。カウチ(治療台)に寝た患者様を動かすことなく、ガントリーが回転・旋回し、患者様に負担をかけずに高精度照射ができます。
また患者様に触れる可能性のある部分は柔らかなクッションで覆われており、安全面を考慮し、自動停止機能がついています。
2008年に財団法人日本産業デザイン振興会主催のグッドデザイン賞を受賞しました。

構造: 放射線治療装置(MHI-TM2000)の構造
- 高剛性リング型ガントリー
従来型形状を根本的に見直し、斬新なリング型とすることで、高剛性・照射精度改善を実現。
位置決め後の患者様の移動を最小限にするため、ガントリーを旋回させるこれまでにない機械動作を実現。 - 高剛性5軸カウチ
高剛性構造の採用により、精密機械並みの位置決め精度を実現。 - 超小型・軽量加速管(X線発生器)
- ジンバル機構(首振り機能)
照射照準が常にアイソセンタへ向くように補正。アイソセンタ(照射中心)の精度維持(±0.1mm)が容易。 - 2対のKvイメージングシステム搭載
患者様の位置決めが容易な正面・側面からの画像取得が可能。
撮影開始から1分以内でのコーンビームCT画像表示が可能で患者様の正確・迅速な位置決めに寄与。
治療中の患部モニタリングも可能。 - ポータルイメージャー(EPID)
治療中画像の保存が可能。モニタリング機能と併せ、安心な治療に寄与。 - マルチリーフコリメータ(MLC)
患部形状に合わせた照射が可能。

担当窓口:機械事業部 新製品部 営業課 082-291-2153
事業(本)部:機械・鉄構事業本部