適用事例とお客さまのメリット
本装置を使えば、あなたの排気ガスの開発テーマ、計測対象がこんな形で視える化できます。
視える化できることで、調整方法のカギが解り、開発スピードの大幅UPを図れます。
最上流部
事例1:単気筒、4サイクルエンジン、エンジン生ガス、回転数一定(3600回転)定常運転を視える化。
解説
下の図は、「SUPPLEA」で単気筒 4サイクルエンジン、エンジン生ガス、回転数一定(3600回転)定常運転での排気ガスを計測した事例です。
SUPPLEAの計測画面からも、各ガス、温度がリアルタイムに計測されていることが確認できます。 SUPPLEAは1ミリセカンドの応答性より、1秒ごとに1000データを取得できます。計測画面(ガス温度)をFFT解析(周波数解析)すると、右下のデータとなります。 4サイクルエンジンで3600回転の現象を、確実に捉えております。サンプリング管(高速サンプリングを含む)を通さないで、直接計測ならではの現象が手に取るようにわかります。このデータをもとに、エンジン排ガスの吹き返し量等を調整してみてはいかがでしょうか。さらなる最適燃焼条件が得られる可能性があります。

事例2:単気筒、4サイクルエンジン、エンジン生ガス、エンジン始動時を視える化。
解説
下の図は「SUPPLEA」で単気筒 4サイクルエンジン、エンジン生ガス、エンジン始動時の排気ガスを計測した事例です。ここでは、従来のサンプリング式計測器とSUPPLEAでの取得データの比較をしています。従来のサンプリング式計測器ではエンジンスタート時から5.53秒後に計測データが応答し始めます一方SUPPLEAでは、エンジンスタート時から的確にガス濃度を捉え始めております。エンジンスタート時から的確に応答している以外にも、従来計では見えなかった現象が、本装置で初めて視える化が出来ております。徐々にエンジン回転数が整定するにしたがい、両方の計測値が同等になっていることで、正しい計測ができていると判断できます。エンジン始動時から約5秒以内のエンジン排ガス状況を改善することにより、さらに環境規制、燃費改善に寄与することができます。

事例3:10-15モード試験時のギアチェンジ、フューエルカット等の過渡現象を視える化。
解説
下の図は「SUPPLEA」で10-15モード試験のギアチェンジ、フューエルカット時の排ガスを計測した事例です。ギアチェンジ時に、CO2濃度がどの程度変化するか、的確に捉えております。またフューエルカット時の現象も的確に捉えております。 CO2、ガス温度ともに、帯のようなノイズデータに見えますが、これはノイズではなく、エンジンサイクルごとのデータ実績であり実変動を捉えたものです。 1ミリセカンドでの直接応答のみが捉えることができる、まさに実現象です。ギアチェンジのタイミング、フューエルカットのタイミングの最適化が実施でき、ECU、エンジンでの本装置でのチューニングが可能となってきます。

上流〜中流部
事例1:エンジン始動時からのNH3の濃度を視える化。
解説
下の図は「TDLAS」および従来の「FTIR方式」でエンジン始動時からのNH3を計測した事例です。直接計測のTDLASでは、管内での現象をダイレクトに捉えています。FTIR等では、導管、フィルタ等での吸着、脱着により、過渡現象が捉えられないこともあります。 TDLASではより現実に近い現象を捉えることができ、NH3噴霧量等の微調整が確実にできることになります。

事例2:尿素SCRでのNH3噴霧時の濃度分布を視える化。
解説
下の図は、「TDLAS(サンプリング式)」で尿素SCRの噴霧分布の計測方法の事例です。尿素SCRの触媒部分に多数のサンプリングポイントを設けて、計測した事例です。投入NH3の分布をより均一化することにより、NOXの浄化効率を格段にアップさせることが出来る上に、NH3のスリップ量も低減でき、結果触媒コストの低減に繋がります。この事例では計測セルのみがサンプリング式となっているものであり、計測装置本体は直接計測と同等で、より実現象に近い計測値を取得できるメリットがあります。

テールエンド
事例1:テールエンドでのリッチスパイク時のアンモニアスリップを視える化。
解説
下の図は、「TDLAS」および「FTIR方式」でテールエンドでのNH3のスリップを計測した事例です。リッチスパイク時に避けて通れないNH3スリップに関して、TDLASでは実現象を捉えていますが、FTIR方式ではデータ変動がなく現象を捉えられていません。 従来のFTIR方式では出ていないはずのNH3ですが、NH3の臭い等がどうもあるような場合、TDLASで計測することにより対策を打つことが出来るようになります。


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