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保全技術

総合保全訓練センター<br>(神戸造船所内)訓練設備
総合保全訓練センター
(神戸造船所内)訓練設備

プラント納入後もお客さまの立場に立って、設備、機器、装置、部品の一点一点を豊富な経験と確かな技術で見守り続けるとともに、あらゆる面からの改善を図り、原子力プラントの安全性、信頼性、経済性の向上に努めています。

◇点検・検査技術
現在まで30数年にわたり、原子力発電所の主要な設備を中心に検査を実施してきており、その豊富な経験をもとに点検・検査技術および装置の開発・改良を進めています。
放射線下の作業となるため、作業者の被ばく低減を図るための遠隔操作が可能な高度なロボットの開発と適用、定期検査期間短縮を目指した検査の高速化と最新コンピュータ技術を駆使した高速データ処理の採用、さらに機器の健全性評価方法の向上のための、精度の高い検査技術の開発などあらゆる方面から高度な検査技術の追求を行っています。

インテリジェントECTシステム

蒸気発生器 伝熱管検査システム
インテリジェントECTシステムは、加圧水型軽水炉プラントの主要機器である蒸気発生器の伝熱管の探傷検査に用いるものです。従来の高速探傷検査と同じ検査速度(400mm/秒)で、より精度の高い探傷検査能力を実現しました。また、伝熱管の全数全長検査に対応する高度分析システムも開発し、大容量の検査データの高速かつ正確な分析も可能にしました。現在、国内の加圧水型軽水炉プラントの多くで採用されるとともに、米国や台湾の加圧水型軽水炉プラントでもその採用が広がりつつあります。
◇劣化の緩和・補修・取替技術
機器の健全性を確保するために、経年劣化したところやしそうなところを補修したり取替たりする技術、さらに劣化しないようにする劣化の緩和技術を開発・実 用化しています。これらの技術は、設計情報、現場の環境を考慮し、遠隔操作を行うための装置化およびメカトロ技術、さらに溶接・加工技術などの基盤技術を 集約した総合力により支えられています。
ピーニングによる残留応力低減技術

世界初 加圧水型原子炉の炉内構造物一体取替え工事を実施炉内構造物を分割・切断せずに取り出す新工法を採用

  三菱重工は、四国電力伊方発電所1号機(56万6,000kW)において、世界で初めて原子炉容器内部にある上部・下部炉内構造物の一体取替え工事を実施 しました。この工事は、高燃焼度燃料の採用に伴う制御棒増設への対応と、炉内構造物を構成するバッフル板を取り付けているボルト(バッフルフォーマボル ト)の応力腐食割れによる海外での損傷事例を受けた予防保全として、最新設計の炉内構造物への取替えを実施したものです。取替え対象である既設の炉内構造 物を分割・切断せず、一体のまま大気中で原子炉容器から取り出す新工法の開発により、短工期(5ヵ月)での取替えを完遂したほか、工事従事者の大幅な被ば く低減も達成しました。


担当窓口:パワードメイン -

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