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IGCCガス精製装置

IGCCガス精製装置では、ガス化炉からの生成ガス中に含まれる硫黄化合物・窒素化合物などを取り除きます。
生成ガスを冷却・洗浄し、吸収液にて硫黄化合物を吸収する湿式ガス精製方式を採用しています。
ガス化炉生成ガス中の硫黄化合物の組成は、H2S(硫化水素)、COS(硫化カルボニル)が主形態であるため、アミン溶液での吸収を可能とするよう、COS変換器における触媒反応によってCOSをH2Sに変換します。その後、生成ガスをアミン水溶液にくぐらせ、H2Sを吸収します。

IGCC研究開発スケジュール

IGCC実証機仕様

出力

250MW級

石炭使用量

約1,700t/日

方式

ガス化炉

空気吹きドライフィードガス

ガス精製

湿式ガス精製(MDEA)+石膏回収

ガスタービン

1,200℃級

目標熱効率*

発電端

48%(46%)

送電端

42%(40.5%)

環境特性
(目標値)

SOX排出濃端

8ppm(O2 16%換算)

NOX排出濃度

5ppm(O2 16%換算)

ばいじん排出濃度

4mg/mN3(O2 16%換算)

*熱効率は低位発熱量(LHV)基準。カッコ内は高位発熱量(HHV)基準。

IGCC概要

ガス精製プロセスの役割

  • 1)精製ガス条件
    TOS(H2S+COS):<50ppm⇒環境対策
    NH3:<10ppm⇒環境対策(NOx対策)
    アルカリ金属(Na、K)、微量成分(Cl、F、Zn、Pb、V、Hg、Se、B、Ca、etc)⇒GT用燃料規格、アミン劣化対策
     
  • 2) 熱回収による発電効率の低下防止⇒GT入口ガス温度の上昇、蒸気使用量の最小化

ガス精製プロセスの特長

COS触媒の開発⇒再加熱不要
再加熱不要⇒高熱効率
熱交換器少⇒コスト削減・シンプルなプロセス
長寿命のCOS触媒⇒メンテナンス回数少

ガス精製プロセス概要

 

IGCCガス精製装置実証試験研究設備

 

ガス量

3800m3N/h

入口圧力

8kg/cm2G

入口温度

420degC

吸収液

MDEA

IGCC実証機

 


担当窓口:エンジニアリング本部 環境・化学プラント営業部 環境プラントグループ

本部・事業(本)部:機械・鉄構事業本部
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