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水圧システム

水環境の克服
現在、環境問題・省資源への関心の高まりとともに、水圧システムが見直されてきています。三菱重工の水圧を使用した駆動技術は、従来の問題点を克服し、地球環境にやさしいシステムを提供します。これまで、油圧システムが採用されていた様々な設備に対し、水圧システムの適用を検討・推進していきます。
又、全水潤滑水圧ポンプ(21MPa)及び、サーボ弁を提供できます。

水圧技術の適用例

  • 河川用水門扉(転倒ゲート、ラジアルゲート、魚道ゲート)
  • ダム用水門扉(高圧スライドゲート、ローラーゲート、ラジアルゲート)
  • 多目的プールシステム(可変床の設置)

三菱重工の水圧技術

◇凍結防止技術・防錆技術
問題
  • 水は0℃以下で氷結し、流体機能が失われる。また、金属に対し腐食の問題がある。
対策
  • 暴露摺動部に氷掻き機能設置
  • 環境型凍結防止・防錆剤の使用
    (プロピレングリコール系不凍液)
プロピレングリコール:
プロピレングリコールは、人及び一般の哺乳動物において、飽和蒸気の吸引毒性がなく、皮膚や目への影響もないことが知られています。
◇フィルトレーション技術
問題
  • 水は光合成によりバクテリア(微生物)が発生し、水圧機内部が目詰まりする。
対策
  • 外部光の完全遮断による光合成の防止。
  • 水圧フィルタの設置。
◇材料技術
問題
  • 水は潤滑性がなく、水圧機器内摺動部または軸受等の焼付現象が発生し易い。
対策
  • 金属メッキ、セラミック材の利用。
    (制御弁スプールに硬質クロームメッキ、ポンプピストンに窒化珪素系セラミックを使用)
◇シール技術
問題
  • 水は粘性が無い。
    (サラサラ流体:水;1mm2/sに対し 油;50mm2/s)
  • 水圧機器内部隙間の漏洩量大(油圧比50倍)で低効率。
対策
  • 隙間管理、低摩擦シールの採用。
◇水撃防止技術
問題
  • 水流を停止する時、衝撃圧力が発生し易い。
    (油圧比 1.5倍)
  • 水圧弁の切換時間制御。
対策
  • 特殊弁の採用。
    (弁開度とこれを制御する為の電気信号(電流/電圧)が比例関係の特性を持つ弁の採用)

担当窓口:原動機事業本部 下関原動機営業部 油機営業課