範師 鉄構から風車へ高い技量を生かし活躍中
4月1日付けで3人目の「範師」(注)となった飯坂文彦さん(風車工作部範師・主任)を紹介します。
- (注)範師とは:
傑出した技能を有し、総合力・応用力、知識、技術伝承・後輩育成、人格も兼ね備えた、現場における技能の最高峰であると衆目の一致する人が認定されます。
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知識
作業長時代に習得した若手への教育手法が風車生産マニュアルの作成につながった。
スタッフ時代の溶接能率向上における改善への取組手法、統計的データを使用して現場に数字で示す方法が現在のフォロー活動に生かされている。
技能
橋梁溶接で非破壊検査12ヶ月連続100%合格の腕前を持つ。
目をつぶって音で聞いて溶接者の腕を判断できる。
現在は風車工作部で製品を固定し、人と工具が移動する横浜製作所独自の「セミセル方式」を考案。
人格
とても温厚で温かみがある。
現場の若手技能者、スタッフからの信頼が厚い。
風車工作部では「改善の神さま」として高い信頼と尊敬を集めている。
インタビュー
■溶接時代の思い出
横浜ベイブリッジの半自動溶接で大変苦労した。溶接部全てを無欠陥の非常に高い精度を求められたため、非破壊検査をクリアするのが大変。
近道をすると欠陥につながる。「基本に忠実が一番大事」であると徹底した。
■風車工作部でうれしいこと
現場からこんな治具を作ってほしいという要望に応えて、改善治具を既に60~70個作った。
みんなから「役に立つ治具」と喜んでもらえるのがうれしい。ほかに改善活動の旗振り役も。20年度の改善提案は約1,500件に。