神戸造船所「Eビル」の竣工について

三菱重工業株式会社
 三菱重工業が神戸造船所(神戸市兵庫区)の敷地内に建設を進めていた「Eビル」が3月15日、竣工しました。三菱重工メカトロシステムズ株式会社(MHI-MS)の本社機能のほか、総合研究所やICT本部、三菱重工サーマルシステムズ株式会社(MTH)などが入居するもので、当社の関西地区における機械・設備システム関連事業の主要拠点となります。

 現地では3月16日、これを記念して竣工式が開催されました。式典には施主を代表して当社の長谷川 守 執行役員 機械・設備システムドメイン 副ドメイン長が出席。そのほか、長島 是MHI-MS社長、河野 文紀 執行役員 神戸造船所長をはじめ神戸造船所、MHI-MS、MTH、総合研究所、ICT本部の関係者が参列しました。

 Eビルは、グループ会社の菱重ファシリティー&プロパティーズ株式会社が設計、株式会社大林組が施工を担当しました。鉄骨構造7階建てで、延べ床面積は約1万2,300m2です。1階は共有セキュリティエリアで、2~6階にMHI-MS、5階の一部に当社ICT本部が入居し、7階に当社総合研究所、およびMTHが入居します。3月末から9月上旬にかけて順次業務を開始する予定です。

 当社は、Eビルの竣工を機に関西地区におけるさらに機動的な事業展開に取り組むとともに、今後も拠点を構えるそれぞれの地域に立脚しながら積極的に事業を推進していきます。
Eビルの概要
所在地 神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1号
建築面積 1,898.55m2
延べ床面積 12,314.34m2
業務開始予定 3月下旬(三菱重工 総合研究所)、5月上旬(MHI-MS、三菱重工 ICT本部)、9月上旬(MTH)