SH-60K型ヘリコプタからのエンジン構成品ネームプレート落下について

三菱重工業株式会社
 昨日、弊社小牧南工場で防衛省向けSH-60K型ヘリコプタの社内飛行試験を実施しましたが、着陸後の点検においてエンジン構成品のネームプレートが紛失していることを確認いたしましたのでご連絡申し上げます。原因は調査中でございますが、斯かる事態を引き起こし、周辺の皆様並びに防衛省にご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。今後このようなことが発生しないよう再発防止に努めてまいります。

1.機種

SH-60K

2.発生日時
平成25年12月16日
10時50分ごろ 名古屋空港を離陸し、伊勢湾及び太平洋上空での飛行試験を実施
13時10分ごろ 名古屋空港へ着陸
16時15分ごろ 着陸後の点検にて、ネームプレートの紛失を確認
3.状況

 機体完成後の社内飛行試験を実施。着陸後の機体点検においてエンジン構成品のオイル・クーラの表面に接着してあるネームプレートを紛失していることを確認した。(飛行前の点検では異常なし。)
 紛失物の大きさなどは以下のとおり。

紛失物:ネームプレート(アルミ製の薄板)
長さ :約5cm
幅  :約3cm
厚さ :約0.5mm
重さ :約1g
4.その他

弊社小牧南工場内及び名古屋空港内の捜索は終了。ネームプレートは発見されていない。
原因は調査中。
なお現時点で社外からの通報はない。