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工作機械事業を10月に分社化
製販一体化で機動力を高め意思決定も迅速に

発行 第 5651号
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 三菱重工業は、本年10月1日付で工作機械事業を三菱重工工作機械販売株式会社(本社:大阪市淀川区、以下「承継会社」)に吸収分割により承継させます。グローバル市場での競争力向上に向け、製造と販売の一体化により組織の機動力を高めるとともに、迅速な意思決定を行える体制を整えるのが狙いです。

 承継会社は、本社を現在の工作機械事業部 栗東工場(滋賀県栗東市)内に移し、当社から工作機械事業に関わる資産移管を受け、従業員1,000人強の会社となります。

 工作機械市場は近年、国内外の需要構造が大きく変化しています。こうした状況に対応して、工作機械各社は専業メーカーの強みである迅速な意思決定を行うことで競争力向上に取り組んでおり、事業運営・顧客対応の両面で、組織としての機動力向上が事業拡大の条件となってきています。

 承継会社は専業会社化を機に、機動的な組織づくりによる意思決定の迅速化および事業責任の明確化をはかり、市場環境や顧客ニーズの変化への対応力強化を進め、事業の強化と拡大を加速していきます。

 当社は、承継会社と密接に連携し、その事業展開を全面的に支援していきます。

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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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