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シンガポールの当社現地法人を社名変更
事業開発機能を取り込んで、アジア・パシフィック地域の統括拠点へ

発行 第 5590号
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 三菱重工業は11月1日付で、シンガポールの当社現地法人であるMitsubishi Heavy Industries Engineering & Services Private Ltd.(MIES)の社名をMitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte. Ltd.(MHI-AP)に変更します。同社に事業開発機能を付与したことを受けたもので、アジア・パシフィック地域の統括拠点として事業開発とEPC(エンジニアリング・調達・建設)を推進し、グローバル事業の一層の拡大を目指します。

 具体的には、アジア・パシフィック地域において、当社の多様な製品をカバーするとともに、それらの組み合わせによるソリューション・ビジネスを展開します。また、化学プラント事業を通じて培ったEPC機能を他事業にも適用することで事業規模拡大をはかります。さらに、サービス事業を強化するとともに、BOT(建設・運営・移転)/BOO(建設・所有・運営)案件についても出資を含めた参入を検討するなど、従来のビジネスモデルの変革を通じて商域の拡大に取り組みます。

 MHI-APは2010年に設立したシンガポールの現地法人MIES(MHI Industrial Engineering & Services Private Ltd.)を前身とする当社全額出資子会社です。資本金は1,500万シンガポールドル、従業員数は216人。社長には同社社長の中山喜雄が引き続き就任します。

 事業開発機能を加えて新たなスタートを切るMHI-APは今後、アジア・パシフィック地域における事業開発とEPC事業のビジネスセンターとして、当社海外事業の一層の伸張を支えていきます。

□MHI-APのロゴマーク

Mitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte. Ltd.

 


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三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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