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グローバルビジネスイノベーション部などを新設
国内外の事業競争力を強化

発行 第 5568号
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 三菱重工業は10月1日付で、技術統括本部とグローバル事業推進本部の機構を改正します。両本部が持つ機能を融合した「グローバルビジネスイノベーション部」を新設します。インテリジェンス機能などを新たに強化し、事業拡大やリスクマネジメントを一層支援することで、当社グループ全体の事業競争力強化をはかっていくのが狙いです。

 グローバルビジネスイノベーション部は、技術統括本部 イノベーション推進部が有する市場/技術ニーズの分析機能と、グローバル事業推進本部 海外事業推進部が有する地域特有ニーズの調査機能を統合して発足させる組織で、事業拡大・強化のための多様な戦略・アイデアを創出して、事業計画/技術開発計画づくりを支えます。当社グループがグローバル企業として成長していくためには、事業環境変化/技術トレンドや、世界各地域特有の社会動向/市場・技術ニーズを継続的に調査し、当社グループとしての市場機会/リスクを分析することが重要となっているためです。

 これに伴い、革新的技術の開発支援などのイノベーション推進部に残る機能は、技術企画部に移管します。これらにより、グローバル事業推進本部と技術統括本部の連携を強化し、市場・技術トレンドを踏まえつつ、グローバルなニーズに対応したイノベーションを推進します。

 また同時に、グループ営業推進体制を強化します。従来、国内事業総括部は当社法人営業の総合窓口として製品の拡販支援などの業務を所掌していました。昨今、日本企業の海外進出に伴い国内顧客の海外案件における新たなニーズが増加していることなどから、さらに効率的な営業支援が可能な体制を整備するため、国内事業総括部を「グループ営業推進総括部」に改め、「国内業務部」と「法人営業部」を新設します。

 当社はこれらにより、グループ全体の事業競争力強化をはかり、「事業規模5兆円の高収益企業」を目指して、グローバル展開を加速していきます。

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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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