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「第20回ITS世界会議東京2013」に出展
高度ナビゲーションや安全運転支援システムなどを紹介

発行 第 5431号
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 三菱重工業は、10月14~18日に東京・有楽町の東京国際フォーラムおよび有明の東京ビッグサイトで開催される「第20回ITS世界会議東京2013(20th ITS WORLD CONGRESS TOKYO 2013)」に出展します。展示するのは、ETC(自動料金収受システム)車載器の高機能化による高度ナビゲーションサービスや安全運転支援システム対応車載器などです。また、論文発表も行い、当社がITS(高度道路交通システム)分野で持つ豊富な実績と技術力について紹介します。

【展示ブースイメージ図】
■展示内容
・各種車載器:国内向けETC車載器、安全運転支援システム対応車載器、また、測位衛星を使って車両位置を連続測位し、セルラー網経由で道路交通情報を集めるCN/GNSS(Cellular Network/Global Navigation Satellite System)車載器、電子式道路課金システム(ERP)で接触・非接触型カード双方に対応できるシンガポール向け車載器などを展示します。
・プローブデータ管理システム:液晶モニターを用いプローブデータ(車載器から送られる車両情報)の収集状況を表示。また、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として取り組んでいる、スペイン・マラガ市での電気自動車(EV)200台を導入したスマートコミュニティ実証事業の運用事例も紹介します。

■論文発表
 論文発表では「道路勾配情報を考慮したEV・電気バス対応交通流シミュレータ」や「IDタグを利用した廉価型課金システム」、三菱自動車工業株式会社と共同で研究を進めている「スマートフォンを利用したITS運転支援システム」など8件を予定しています。

■「第20回ITS世界会議東京2013」とは
 ITS世界会議は、世界3地域を代表するITS団体(欧州:ERTICO、アメリカ:ITS America、アジア太平洋:ITS Japan)が連携して、3極持ち回りで毎年開催するITSをテーマにした唯一の世界会議です。第20回の今回は、“Open ITS to the Next”をテーマに、60ヵ国以上から約8,000人が集まり、約1,000件の論文発表、約250件の会合が予定されています。

■背景
 当社は1967年に東名高速道路、中央高速道路にパンチカード式の多区間用料金収受システムを納入して以来、有料道路や駐車場などの料金収受システムのトップメーカーとして広く国内外で納入実績を伸ばし、これらで培った技術と経験を活かして次世代の社会インフラであるITS分野に積極的に取り組んでいます。ITS世界会議などの機会に情報発信に力を注ぎ、交通のさらなる安全性向上と渋滞緩和など快適な交通環境の実現に貢献していきます。


 

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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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