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「Reaching for the skies 夢へ、空へ、明日へ」2012年国際航空宇宙展
H-IIBロケットや次世代リージョナルジェット機MRJ、宇宙太陽発電システムなどを展示

発行 第 5258号
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 三菱重工業は、MRJ(Mitsubishi Regional Jet)事業を進めている三菱航空機と共同で、10月9日(火)から14日(日)までポートメッセなごや(名古屋市港区)で開かれる「2012年国際航空宇宙展」(ジャパンエアロスペース2012/JA2012)に出展し、H-IIBロケットなど当社が手掛ける宇宙機器や、2015年度の初号機納入を目指して開発が進む次世代リージョナルジェット機MRJの客室モックアップなどを展示する。テーマは「Reaching for the skies 夢へ、空へ、明日へ」。科学技術立国としてのわが国の発展を支える当社の最先端技術を紹介する。

【JA2012出展ブース(イメージ)】
 出展ゾーンは大きく宇宙機器ゾーンと航空機ゾーンで構成される。
 宇宙機器ゾーンでは、H-IIAロケットやISS(国際宇宙ステーション)に物資を運ぶ宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)を打ち上げるH-IIBロケットとHTVを模型で展示。次世代ロケットエンジンとして、米プラット&ホイットニー・ロケットダイン社と共同開発中のMB-XXや、国産開発中のLE-Xの模型も出展する。
 さらに、実際の宇宙実験で使われる回収カプセル型生物実験システムや中性子モニター装置、人工衛星に搭載されるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)コンポジットタンクを展示して、身近な宇宙開発・宇宙利用をわかりやすく説明する。
 このゾーンではまた、当社の宇宙事業について日本の基幹ロケットであるH-IIAおよびH-IIB、その他の製品を中心に映像で紹介するほか、将来の技術開発では、当社が提案する月面利用計画(月ビジョン)などを紹介。月面基地の実現を支える様々な技術や、静止軌道上に巨大な太陽電池パネルを浮かべ、発電した電力をマイクロ波送電技術で地上に送る宇宙太陽発電システム(SSPS)を、模型や映像で展示する。

 航空機ゾーンでは、三菱航空機が開発する世界最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼ね備えた70~90席クラスの次世代リージョナルジェット機MRJの客室モックアップを展示する。また、防衛航空機では、F-2戦闘機や哨戒ヘリコプターSH-60Kの模型などを展示し、防衛産業のリーディングカンパニーとしての取り組みの一端を紹介する。

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長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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