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Press Information

2011年1月12日 発行 第 5016号

外気温度-25℃まで使用可能な業務用CO2ヒートポンプ給湯機を開発
世界初のCO2冷媒スクロータリー2段圧縮機の導入により実現

 三菱重工業は、30kW機で業界トップの中間期COP4.3※を達成するとともに、外気温-7℃まで加熱能力を維持し、-25℃まで使用可能な業務用CO2ヒートポンプ給湯機「キュートン」(型式 ESA30)を開発した。ヒートポンプの心臓部である圧縮機にスクロータリー式CO2 2段圧縮機を採用して実現したもので、世界で初めて-25℃の極寒地域まで使用を可能とした。寒冷地でのヒートポンプ給湯機の普及に道を拓く戦略商品として積極的な拡販をはかっていく。

  業務用CO2ヒートポンプ給湯機「キュートン」<br />     (型式ESA30)
  業務用CO2ヒートポンプ給湯機「キュートン」
     (型式ESA30)

 これまでのヒートポンプ給湯機は、低外気温条件下で加熱能力やCOPが大幅に低下するため寒冷地での導入には制約が伴った。今回のCO2ヒートポンプ給湯機は、この制約を世界で初めて打ち破ったもので、外気温-7℃でも定格加熱能力を維持するだけでなく、-25℃の極寒条件においても90℃の焚き上げを可能にして、国内外を問わず、世界中のほとんどの地域でヒートポンプ給湯機の導入を可能とした。

 これら優れた特長を支えるのが、スクロール圧縮機とロータリー圧縮機を組み合わせた世界初の「スクロータリー」圧縮機。高圧力比での効率が優れるスクロール圧縮機と、低圧力比での効率が優れるロータリー圧縮機を組み合わせて2段圧縮することにより、すべての運転条件で高効率化を達成、併せて、差圧低減による性能向上と信頼性向上を両立させた。さらに、中間圧へのガスインジェクション機構の導入により、冷媒循環量を増加させて、低外気温においても必要な能力確保に成功した。

 今回の発売に当たり当社は、-25℃までの極寒地で使えるモデル(キュートン25)とともに、比較的温暖な地域に向けたモデル(キュートン5)も取り揃える予定。容量的には16台までの連結設置・制御が可能で、60℃換算の一日当りの給湯量で最大120トンの大型施設にも対応できる。また、高温入水63℃での運転を可能にし、配管保温や浴場保温などの給湯循環施設にも対応可能。
 また、リモコンは、操作性が高い液晶パネルを軽くタッチするだけのタッチパネル方式を採用。週間タイマーによるピークカットなどの省エネコントロールに加え、貯湯量推移が一目でわかる機能も搭載した。さらには、故障予知を可能とする遠隔監視システムにも対応でき、予防保全を行うこともできる。

 当社は、低炭素化社会実現を目指し、ヒートポンプ事業の拡大に取り組んでおり、排熱回収型産業用ヒートポンプ、家庭用ヒートポンプとともに、今回の業務用CO2ヒートポンプ給湯機を主力製品の一つとして育成していく方針。給湯・温水系ヒートポンプの加熱能力としては、8~627kW まで豊富な品揃えを持ち、あらゆるニーズに対応可能。
 今回の業務用CO2ヒートポンプ給湯機の市場投入に当っては、ファミリーレストラン、スーパーマーケット、介護保険施設、ホテルなどを主たるターゲットとして、積極的な営業活動を展開していく。

 なお、昨年末より北海道電力株式会社の協力を得て北海道道東地区で実証試験を開始したのを皮切りに、東北、北陸の寒冷地地区でも実証試験を推進中である。

※中間期COP:春および秋(=中間期)の温度条件(外気温度16℃、入水温度17℃、出湯温度65℃)でのエネルギー消費効率(=COP)のこと。中間期の単位消費電力あたりの加熱能力(中間期加熱能力]]>÷


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