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2011年1月5日

2011年 大宮社長 年頭挨拶(要旨)

【現状の課題】
先進国市場の低迷が続く一方で、新興国は市場を拡大、それに伴い需要回復の兆しが見え始めている。その結果、今年度上期の業績は所期の計画を概ね達成することができたが、昨秋以降は急速な円高により海外受注が苦戦し、厳しい価格競争による採算の悪化が懸念される状況にある。 また、市場構造も大きく変化している。例えば、新興国を中心に原子力発電所や高速鉄道など、大規模な社会インフラ案件が多数計画される中で、各国とも政府と企業が連携して商談を進めるなど、従来の自由競争とは異なる環境が出現しており、当社グループも市場ニーズに合った新たなビジネスモデルの構築がこれまで以上に求められている。
事業環境の変化に対応するためには、推進中の2010事業計画の諸施策の加速が急務であり、今年は改革から成長へ移行する重要な年になる。現状の課題を克服し、将来に向け大きく飛躍していくために、以下3点の重要性を確認しておきたい。

1. さらなる競争力強化に向けた業務プロセス改革の加速
熾烈なグローバル競争の中で優位性を得るには、ものづくりバリューチェーン全体で進めている業務プロセス改革を加速し、競争力を強化することが極めて重要である。具体的には、市場ニーズを反映した情報を、海外拠点を含めたすべての社員が共有化し、有機的に連携することで、精度の高い見積りや、効率的な材料・部品の手配、需要変動に対応した生産と迅速なアフターサービスなどを実現し、生産性の向上やコスト低減を拡大しなければならない。業務プロセス改革で成果を上げるには、事業全体に一貫して責任を持てる組織体制が必要となる。そのため、事業本部・事業所の一体運営をさらに強化していくとともに、コーポレート部門など全社横断機能を強化することで、全社共通業務の効率化などを進め、当社グループ全体としての総合力強化を推し進めていかなければならない。

2. 市場ニーズを捉えたグローバルな事業展開
事業をグローバルに拡大するには、地域ごとに異なるニーズを的確に捉え、製品本体へ反映し、付加価値を高めることが不可欠である。また、素材・部品などの上流からアフターサービスなどの下流まで含め、新たな付加価値を創造することも重要となる。エネルギー、交通分野などでは、新興国を中心に、建設工事やアフターサービス、オペレーションまで含めたパッケージ型の事業展開が求められている。また都市開発などでは、当社が有する多様な製品を有機的に連携させたソリューション型ビジネスの展開も需要性を増している。
そのためには、これまで培ってきたすり合わせ技術やノウハウを、各製品の垣根を越えて最大限に活用することが重要だ。一方で、グループ内ですべてをまかなう自前主義から脱却し、外部のパートナーと連携することも必要で、それにより需要変動に応じた生産能力の確保をはじめ、新たなビジネスモデルの構築、次世代製品の開発などが可能となる。柔軟な発想で、ビジネスチャンスを広げていこう。

3. 自らを変革し変化に立ち向かう企業風土の確立
事業環境の変化に立ち向かい、迅速に改革を実現した会社や事業だけが生き残る。各施策の実行にあたっては、一人ひとりが改革の主役であることを意識するとともに、今までのやり方をよしとせず、自らの業務の位置付けや業務を通じて日々生み出す付加価値を全体最適の視点で見つめ直し、最後までやり抜く覚悟を持ってほしい。私自身もその先頭に立ち、迅速かつ強力に改革を推進していく決意であり、全員で改革を成し遂げよう。

以  上

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