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Press Information

2009年2月9日 発行 第 4794号

次世代型超省エネ住宅「エコスカイハウス」、横浜市内でモデル竣工
三菱重工グループ菱興7社が実証開始、97%を自然エネルギーで

 三菱重工業グループの菱重エステート株式会社(東京都港区、木山信雄社長)など菱重興産グループ7社は、OM計画株式会社(静岡県浜松市、石原信也社長)と共同で、自然エネルギーの新しい利用技術を核にした次世代超省エネ住宅「エコスカイハウス」のモデルハウスを横浜市内で竣工、2月から実証試験を始める。「太陽光発電+パッシブソーラーハイブリッド」など三つの超省エネ技術を柱に、その他の先進省エネ関連技術も導入。標準世帯の平均的使用エネルギーの97%以上を、自然エネルギーから賄えるシステムの実用化を目指す。

 モデルハウスは、横浜市西区北軽井沢の三菱重工社宅敷地内に建設した。延べ床面積は129.17m2で、実際に平均的な4人家族に生活してもらう。2010年3月までの1年間を実証期間に、室内外の温湿度、電力消費量など、四季を通じた省エネデータを取得。適宜設計に反映させる。本プロジェクトは、国土交通省の「平成20年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業」にも指定されており、技術開発・実証の成果は発表する。

 核となる三つの技術のうち、「太陽光発電+パッシブソーラーハイブリッドシステム」は、屋根上に設置した三菱重工製タンデム型太陽電池パネルと、屋根面との間に空気の流路を確保。流れる空気で太陽電池裏側から熱を回収し、電気と温風を作り出す。熱回収により①太陽電池裏側の温度上昇が抑制でき発電効率が落ちない②回収した太陽熱が居住空間の暖房や給湯に利用できる-という効果がある。太陽光発電と太陽熱回収を複合することで、個別にシステムを屋根面に設置する場合と違い、太陽エネルギーの取得効率が高まる。
 「高蓄熱技術」は、住居下の地中温度が年間を通じて安定している点に着目。夏場には地熱利用による“Light Coolingシステム”の構築で、冷房負荷を軽減する。冬場は回収暖気と床下蓄熱を適切に組み合わせ、室内暖房に活用する。
 「ソーラーベンチレーション技術」は、屋根頂部に設置したガラス製ソーラーベンチレーションボックスにより、空気の比重差を利用して効果的に自然換気。換気の省エネと健康的な室内環境を実現する。

 このほか、三菱重工が開発した蓄電池システムの実証試験も実施。エネルギー自立住宅への展開をはかる。また、消費電力が少ない次世代型照明、有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)パネルも、照明として導入する。この照明用有機ELパネルは、三菱重工が2008年5月に51%を出資して事業性検証会社を設立し、量産・販売を目指しているもの。

 菱興グループ7社は、菱重エステートのほか、名古屋、近畿、東中国、広島、下関、西日本の「菱重興産」。OM計画は、太陽熱と空気を用いて暖房・給湯・換気などができる環境共生技術「OMソーラーシステム」の普及に取り組んでいる。三菱重工もエネルギー・環境事業統括戦略室を窓口に、トータルエネルギーマネジメントの側面から本プロジェクトをサポート。究極的には「光熱費ゼロ」で地球環境にやさしい住宅の供給につなげていく。

   
【次世代型超省エネ住宅~エコスカイハウス~】

【問い合わせ先】
菱重エステート株式会社 建設部 TEL 03-3451-1176

以  上

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