ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニューへ フッタへ

HOME2009年 大宮社長 年頭挨拶(要旨)

ページの本文です。
Press Information

2009年1月5日

2009年 大宮社長 年頭挨拶(要旨)

【現状の課題】
当社はこれまで「事業のグローバル成長」と「経営プロセスの改革」を両輪として収益構造の改善に取り組み、世界的な経済成長の追い風を受けながら順調に業績を拡大してきた。しかし、昨年後半より世界経済は急激に悪化、「100年に一度」といわれる経済・金融危機の嵐が吹き荒れて、当社においても、中量産品事業に陰りが見え始めただけでなく、受注品事業でも商談の中断や先送りが懸念される状況となっている。このような中、平成21年は、安定した業績を維持し続けることで、当社が真のグローバル企業になり得るかどうかが問われる試金石の年となる。そのため、強い決意を持って、以下の3点の施策に取り組んでほしい。

○グローバルな事業展開の強化と加速
日増しに厳しさを加えている市場環境に対応するため、昨年11月から展開している全社緊急対策を迅速に実行するとともに、必要に応じて追加の施策を打っていかなければならない。とりわけ、経営上の大きなリスクとなっている急激な為替変動に対しては、生産・調達の現地化による多極構造化を推進するなど、さらに踏み込んだ施策が必要となる。また、中長期的には、新興国を中心とした成長力をいかに取り込んでいくかがポイントだ。特に、当社の基幹事業であるエネルギー・環境、交通・産業インフラ、航空宇宙事業などは今後も持続的な成長が期待される分野。足下の景気対策だけに終始することなく、中長期の事業成長に資する打ち手も並行して実施すべきだと考える。

○経営プロセス改革の拡大と加速
これまで開発・設計・生産分野で取り組んできたものづくり革新活動を一歩進め、2008年度からは、バリューチェーン全体に対象を広げた業務プロセスの革新を展開しているが、世界経済の急激な悪化に対応するために、今後はこうした活動をグループ全体に広げ、加速していくことが必要となる。まだまだ改善すべき課題は少なくない。コーポレート部門も含めたすべての部門で、幅広い業務プロセスの改革に強い意志で取り組み、厳しいグローバル競争に勝ち抜く強靭な体質を早期に確立してもらいたい。

○高い目標に挑戦する、スピード感あふれる企業風土の確立
今回の急激な景気減速は、迅速な行動が企業の盛衰に大きな影響を与えることを改めて痛感させたが、当社はいまだ往々にして組織横断的展開に時間を要しがちだ。これでは厳しい国際競争には対応できない。すべての社員が「俊敏で強靭なグローバルプレーヤー」になることを目指し、現在直面している危機をバネとして、全体最適の立場でスピート感をもって問題解決に当たってもらいたい。

今年は創立125周年に当たる節目の年。この間、当社は激動のわが国近・現代史と共に歩を進め、戦後においても、先輩諸氏の血のにじむような努力により荒廃の中から力強く立ち上がり、オイルショックによる造船不況や円高、バブル崩壊など、幾多の困難を克服して現在に至っている。このような歴史の重みを改めて認識し、全社員でこの難局を乗り切って、さらなる成長と飛躍に向かって果敢に挑戦していこう。

 

以  上

ページの先頭へ
ページのトップへ戻る